2013年8月19日月曜日

スペインに新王者 マルティネス、ロメロをTKO


 米国アトランティックシティのリボル・カジノ・ホテルで17日(日本時間18日)行われたIBF世界S・バンタム級タイトルマッチで番狂わせ。初防衛戦に臨んだ王者ジョナサン・ロメロ(コロンビア)が挑戦者15位キコ・マルティネス(スペイン)に6回TKO負けでベルトを失った。
 
アップセットを演じたマルティネス

 初回、マルティネスが猛アタックを敢行。先手を打たれたロメロはロープを背に対応するが、顔面ボディーにパンチを浴びて逃げ切るのが精一杯。スペイン人の突進は続き、ロメロはサイドに動きながら左右コンビネーションで迎え撃ち。さすがと唸らせたが、4回から再びマルティネスがノンストップ連打で襲撃。左マブタをカットしたコロンビア人は防戦を強いられる。そして6回、挑戦者のラッシュでロープ、コーナーに詰まるロメロは、めった打ちに遭いストップされた。TKOタイムは2分40秒。

 セルヒオ・マルティネス・チームにサポートされる元欧州王者マルティネス(27)は29勝21KO4敗。前々回の試合でカール・フランプトン(英)に痛烈なKO負けを喫したのがウソのような戴冠劇だった。初黒星のロメロ(26)は23勝12KO1敗。Photo/BoxingScene.com

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