2013年7月7日日曜日

シュトルムがIBFタイトル挑戦権獲得


 IBF世界ミドル級挑戦者決定戦が6日(日本時間7日)、ドイツのドルトムントで行われ、同級3位で前WBA王者のフェリックス・シュトルム(独)が同4位プレドラッグ・ラドセビッチ(モンテネグロ)を4回2分17秒TKOで下し、王者ダニエル・ゲール(豪)への挑戦権を獲得した。
 
フェリックス・シュトルム
キャリアに勝るシュトルムは試合開始からボディブローを有効に使うなどして試合を支配。ここまで無敗のラドセビッチから3回に1度、4回に2度のダウンを奪って試合を終わらせた。

 昨年9月、WBA王者だったシュトルムはIBF王者ゲールとの王座統一戦に敗れて王座から陥落。その後再起して2月にサム・ソリマン(豪)とIBF挑戦者決定戦を行って小差の判定負け。これは試合後にソリマンがドーピング検査に引っかかって試合はノーコンテストとなったが、どうにもすっきりしない試合が続いていた。

 09年には佐藤幸治の挑戦を退けるなどWBAタイトルを12度防衛したシュトルムも34歳。今回の勝利が再浮上のきっかけになるだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿