2013年5月19日日曜日

マティセー、ピーターソンを轟沈


 またしてもマティセーの強打が爆発した。18日夜(日本時間19日)米アトランティックシティのボードウォーク・ホールで行われた12回戦で、WBC・S・ライト級暫定王者ルーカス・マティセー(アルゼンチン)が同級IBF王者ラモント・ピーターソン(米)に3回2分14秒TKO勝ちを飾った。
 
ピーターソンからダウンを奪ったマティセー(右)

 偵察戦の初回が終わり、2回ビッグパンチを繰り出したマティセーのかすったような左でピーターソンは腰砕けのダウン。3回、振り向きざまに振るったマティセーの左フックでIBF王者はリング中央にダイブ。カウント中にまた崩れるダメージを被ったピーターソンが追撃でロープ際に沈むと、スモーガー主審がストップをコールした。
 

 これで34勝32KO2敗1無効試合となったマティセーは次戦でGBPが主催するS・ライト級トーナメントの一環として、WBC&WBA王者ダニー・ガルシア(米)と対戦する可能性が高くなった。ピーターソンは31勝16KO2敗1分。
 
アレキサンダー(右)がバーティを圧倒

 同じリングではIBF世界ウェルター級王者デボン・アレキサンダー(米)が同級4位リー・パーディ(英)に7回終了TKO勝利。パーディが体重オーバーでタイトル戦は無冠戦に変更。終始、多彩なブローで圧倒したアレキサンダーの前に、英国人のセコンドがインターバルで棄権をリクエストした。

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