2013年5月19日日曜日

モズリー、カノに3-0判定勝ち


 メキシコ・カンクンで18日(日本時間19日)行われたWBCインターナショナル・ウェルター級王座決定戦は、元3階級制覇王者“シュガー”シェーン・モズリー(米)が地元のWBA・S・ライト級11位パブロ・セサール・カノ(メキシコ)に3-0判定勝利。カムバックを果たし、ベルトを手にした。
 
モズリー(左)は健在ぶりをアピール

 モズリー41歳、カノ23歳と18歳の年齢差があった一戦。ベテランは若手の踏み台になるためにアウェーリングに立ったのではなかった。出だしから気迫みなぎるアタックを敢行。前半カノが一度ペースをつかんだが、中盤にシャープな右を痛打してポイントを挽回。9回、カノの右で一瞬劣勢に陥ったものの、終盤またしてもモズリーはパワフルな右をヒットして締めくくった。スコアカードは3ジャッジ一致の115-113でモズリーが支持された。

 セミファイナル格で行われたライト級10回戦で、WBC・S・フェザー級1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)が初回からワンサイドにリードし、グスタボ・サンドバル(コロンビア)に4回1分20秒TKO勝ち。トンプソン陣営によると、次戦で王者三浦隆司(帝拳)に挑戦する交渉が進行中だという

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