2013年1月12日土曜日

柴田がTKOで2度目の防衛 日本S・ウェルター級

 

 チャンピオンカーニバルの開幕戦、日本S・ウェルター級タイトルマッチが12日、後楽園ホールで行われ、チャンピオンの柴田明雄(ワタナベ)が指名挑戦者の細川貴之(六島)を8回2分53秒KOで下して2度目の防衛に成功した。

 先手を取ったのはミドル級タイトルに続いて2度目の日本タイトルアタックとなる細川だった。低い姿勢からジャブや左ボディストレートを積極的に打ち込んでポイントを奪取。挑戦者のペースで試合は始まった。

 柴田は3回から細かいパンチを意識して立て直しを開始した。4回にワンツーから左フックをヒットさせて最初のチャンスを演出。5回からは右ストレートをコンスタントにヒットし、いいパンチが当たると畳み掛けてKOへの意欲を見せた。

 劣勢の細川は8回、左フックをヒットさせて意地を見せたがここまで。柴田が右ストレートをヒットさせて猛然とラッシュをかけると最初のダウン。もう一度ダウンがあって、再開後にレフェリーが試合を止めた。

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