2013年1月24日木曜日

WBCが女子頂上対決を要請


 WBCの女子選手権委員会が同団体のウェルター級チャンピオン、セシリア・ブラエクス(ノルウェー)と今まで3度メジャー団体のウェルター級世界王座を獲得したホリー・ホルム(米)の一戦を組むよう、両者のプロモーターに通達した。女子の試合でWBCダイヤモンドベルトが争われるのはこれが2例目。
 
セシリア・ブラエクス

 南米コロンビア出身で3歳の時にノルウェー人夫妻の養女になった異色の経歴の持ち主ブラエクスはWBA、WBO女子ウェルター級王座にも君臨する。“ファースト・レディ”のニックネームを持ち、戦績は21勝5KO無敗。2012年の女子ボクサーMVPに推すメディアが多く、ドイツのザウアランド・ボクシングにプロモートされる。

ホリー・ホルム

 一方、米ニューメキシコ州が地元のホルムは07年にWBCウェルター級王者、08年にはWBA王座その他を手中にした強豪。現在マイナーベルトを2本保持するのみだが、米国ではカリスマ的な人気を誇る。“ザ・プレチャーズ・ドウター”(伝道師の娘)のニックネームで呼ばれ、戦績は32勝9KO2敗3分。S・ライト級からS・ウェルター級のエリアで戦う。

 両陣営で試合が締結しない場合は、2月15日メキシコシティのWBC本部で入札に持ち込まれる。

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