2012年12月22日土曜日

井岡一翔パパに「エディ賞」

 
左から叔父の井岡弘樹会長、一翔、父・一法氏

 今年の「エディタウンゼント賞」が前世界ミニマム級王者井岡一翔の父でトレーナーの井岡一法氏(46)に贈られることになった。21日都内で開かれた選考会で決まったもの。6人の世界王者を手掛けた名伯楽の名を冠したこの賞は、トレーナーを対象とした唯一の表彰制度。「エディタウンゼントを偲ぶ会」(ガッツ石松会長)が運営し、今回が22度目の選考だった。

 井岡氏は息子の一翔だけでなく、同僚の宮崎亮を育てたことでも評価を得た。2人は31日大阪のダブル世界王座決定戦に揃って出場し、井岡は2階級制覇を狙って、ホセ・ロドリゲスと空位のWBA・L・フライ級王座を争う。また宮崎は空位のWBAミニマム級王座をタイのポンサワン・ポーブラムックと対戦し、井岡ジムからコンビで世界チャンピオン誕生を目ざす。

 なおエディ賞選考委員会は今回48年ぶりの五輪金メダリストとなった村田諒太の高校時代の恩師、故・武元前川氏に対し「特別賞」を贈ることも決めている。タウンゼント・トレーナーの命日に当たる来年1月31日後楽園ホールで表彰式を予定している。

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