2012年11月4日日曜日

東日本新人王決勝


  東日本新人王決勝戦(5回戦)が4日、後楽園ホールで行われた。3賞は最優秀選手が斎藤裕太(北澤)、技能賞が柳達也(伴流)、敢闘賞が横山隆司(ワールドスポーツ)。勝者は12月16日の全日本新人王決定戦で西軍代表と対戦する。結果は以下の通り(勝者が左)。

◇ミニマム級
山本浩也(全日本パブリック)[3-0(48-46×3)]成塚亮(ワタナベ)
 回転の速い連打で攻める成塚に対し、山本は右クロスなど的確なパンチを打ち込み、試合終了間際には左フックでダウンを奪って勝利した。

◇L・フライ級
横山隆司(ワールドスポーツ)[3-0(48-47、49-47×2)]藤井貴博(金子)
 横山が中間距離からのジャブと右フックで好機を作り、決定打は当てられなかったもののサウスポー対決を制した。


◇フライ級
長嶺克則(マナベ)[2-1(48-47×2、47-48)]佐藤拓茂(石神井スポーツ)
 前半は佐藤のヒットアンドアウェイが冴えたが、中盤からは長嶺のボディ攻撃が効力を発揮。小差の判定をものにした。

◇S・フライ級
斎藤裕太(北澤)[1回1分50秒KO]山口祥之(RK蒲田)
 斎藤は予備動作が少なくスイングの速い右でダウンを奪った。立ち上がった山口に力強いラッシュを浴びせて試合を終わらせた。

◇バンタム級
立川雄亮(ピューマ渡久地)[3-0(49-46、49-47×2)]勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)
 試合はスタートからラフな打撃戦。終盤ペースダウンした勅使河原に対し、立川が的確なパンチを当てて判定勝ちした。

◇S・バンタム級
久野伸弘(オサム)[3-0(50-46、49-47×2)]上岡泰(元気)
 スタートはスタイリッシュなサウスポー上岡のペース。馬力のあるファイターの久野は徐々にプレスを強めて上岡を上回った。

◇フェザー級
伊藤雅雪(伴流)[3-0(49-46、49-47×2)]山尾和幸(協栄)
 カウンターパンチャーの伊藤とアグレッシブに前に出る山尾という構図。伊藤は随所で右カウンターを決めて勝利した。

◇S・フェザー級
柳達也(伴流)[3-0(50-45×3)]太田啓介(レパード玉熊)
 スピードとパンチ力に恵まれる柳は1回からスイッチするなどバラエティに富んだ攻撃で太田を圧倒。しかし太田が粘りに粘りって判定決着となった。

◇ライト級
ジェームス村重(KG大和)[2-1(49-47、48-47、47-48)]遠藤健太(宮田)
 頭を付け合っての激しい打撃戦。重いパンチをワイルドに振るう遠藤に対し、村重はボディショットを何度も効かせて勝利した。

◇S・ライト級
福地健人(角海老宝石)[不戦勝]岡田博喜(角海老宝石)
(岡田がけがで棄権)

◇ウェルター級
糸山良太(角海老宝石)[3-0(49-47、49-48×2)]今野裕介(角海老宝石)
 今野が2回に右でダウンを奪い、直後に糸山が右でダウンを奪い返す激しい展開。試合を通じてよりダメージを与えた糸山に軍配が上がった。

◇ミドル級
入澤和彰(ピストン堀口)[3回2分10秒TKO]横田知之(八王子中屋)
 ジャブでペースを握った入澤は3回に右ストレートをカウンターで決めて勝利。1度負けたことのある横田にリベンジを果たした。

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