2012年11月18日日曜日

ロマゴン激戦制しV5


 ビロリア×マルケス戦と同じリングで行われたもう一つのタイトルマッチ、WBA世界L・フライ級戦は王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が挑戦者フアン・フランシスコ“ガジョ”エストラーダ(メキシコ)に3-0判定勝ちで5度目の防衛を果たした。

 ゴンサレスの勝利は動かなかったが、エストラーダの気迫あふれる戦いぶりが試合を盛り上げた。すり足の王者に対し、エストラーダは軽快なフットワークに乗せて左右のコンビネーション、左ボディーを叩き込む。だが徐々にゴンサレスのプレスに押され、挑戦者はコーナー、ロープを背にして乱打を浴びる場面が目立ってくる。それでもメキシカンは打たれても必ず左右をリターンし対抗。終盤も左フックなどでダメージを与えたニカラグア人だったが、挑戦者は最後までパンチを返して食い下がった。

PHOHO/SUMIO YAMADA
公式スコアは118-110、116-112が2者でゴンサレスが支持された。ゴンサレス(34勝28KO無敗)はビロリア×マルケス戦の勝者との対決が話題にのぼる。同時に日本リング登場の可能性をほのめかしている。(三浦勝夫)

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