2012年10月28日日曜日

ミハレス、マルケス弟をストップ メキシコの元王者対決


 ソーサ-李明浩と同じリングのメインエベント、ラファエル・マルケス-クリスチャン・ミハレス(ともにメキシコ)の元チャンピオン対決は、ミハレスが9回TKO勝ちを飾った。

 パンチャーとテクニシャンの一騎打ち。出だしは自信満々のマルケスが攻め込み、ミハレスにダメージを与える。ヘッドバッドが発生し、ミハレスは額をタテにカット。ドクターチェックの後、WBCルールによりマルケスは減点1。なおも攻勢をかけるマルケスだが、6歳年少のミハレス(31)はサウスポーから左を巧打して挽回を図る。中盤、再びマルケスが左ジャブを決めてリード。だが8回、ダメージングブローを叩き込んだミハレスが9回に左強打でチャンスをつかみ、追撃でストップを呼び込んだ。TKOタイムは1分58秒。

 サバイバルに成功したミハレスはドネア-アルセ戦の勝者への挑戦を希望。敗れたマルケスは引退が噂される。なお、この一戦は当初予定されたWBC・S・バンタム級シルバー王座戦ではなく、USNBC(WBCアメリカ)王座がかけられた。Fhoto/Boxing Scene.com

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