2012年7月23日月曜日

計量失格ブロナー、TKO勝ち WBO ・J=?iso-2022-jp?B?GyRCJWklJCVIGyhC?=級

前日計量でリミットの130ポンドを3・5ポンド(1・58キロ)オーバーし、タイトルをはく奪された前WBO世界J・ライト級王者エイドリアン・ブロナー(米)。指名挑戦者ビセンテ・エスコベド(米)との一戦は試合当日21日午後5時まで、挙行が危ぶまれた。しかし当初リングに立つことに難色を示していたエスコベド側にボーナスをはずむことで、ようやく開催にこぎ着けた。
地元米シンシナチに登場したブロナーの体重は非公式計量でウェルター級リミットの147ポンド。それでも評判のスピードとパワーは目を見張るものがあり、ボディー攻撃をミックスしたコンビネーションブローを断続的にエスコベドに浴びせ、ゆうゆうポイントをリード。5回、プレスを強化して畳みかけると、ロープを背にしたエスコベドを「これまで」とみたセコンドからタオルが投入された。TKOタイムは2分42秒。
24勝20KOと無敗レコードを伸ばしたブロナーだが、減量を断念した無責任な振る舞いに周囲から非難が集中。「今後は上のクラスで再び世界王者になりたい」と語るが、"次代のメイウェザー"というキャッチフレーズに汚名を残したことは否めない。世界初挑戦だったエスコベドは26勝15KO4敗。

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