2012年6月1日金曜日

ウィリアムズ重傷 カネロ-カークランドに変更


 9月15日ラスベガスMGMグランドで予定されるWBC世界S・ウェルター級王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)の5度目の防衛戦の相手がポール・ウィリアムズ(米)から当初第一候補だったジェームズ・カークランド(米)にスイッチされた。
 ウィリアムズを不幸が襲った。アルバレス戦にサインした翌日の5月27日日曜日、地元アトランタで兄の結婚式に向かう途中、運転していたオートバイで事故。米国メディアの報道ではウィリアムズは下半身不随の大怪我を負ったという。
 アルバレスの相手を探すべく、プロモーターのゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は再度カークランドに打診。前回3月の試合(カルロス・モリナに失格勝ち)で右肩を負傷し、手術を受けたカークランドの回復状態が良好なことから、カネロの相手に抜擢する決断を下した。WBCによると、カネロ-カークランドは指名試合扱いになる。
 ハードパンチャー同士の対決。すでにGBPは“ノックアウト・キングス”というキャッチフレーズをつけている。セミでWBC世界フェザー級タイトルマッチ、王者ジョニー・ゴンサレス-ダニエル・ポンセ・デレオン戦も内定している。
 突然のアクシデントでショックを受けたアルバレスは試合当日、事実上選手生命を断たれたウィリアムズを会場に招待したい意向を明かしている。

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