2012年4月29日日曜日

ジョニゴン、ロハスに3-0判定 WBCフェザー級統一




 WBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)-同級休養王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)の統一戦が28日メキシコ・カンクンで挙行され、ゴンサレスがユナニマス判定勝利で、長谷川穂積から奪った王座の4度目の防衛を果たした。
 試合は序盤、拮抗する様相も見せたが、常に前ががりにプレスをかけるゴンサレスが中盤からペースを掌握。上下にパンチを打ち分けてポイントにつなげる。ロハスもスピーディーな右をリターンするなど懸命に踏ん張ったが、10ラウンド、ゴンザレスの左ボディーを食らいダウン。左目を腫らし、動き回って終了ゴングにこぎ着けた。公式スコアは116-111、116-112、117-111でメキシカンのゴンサレスを支持。
 12連続KO勝ちは成らなかったが、ベルトを堅守したゴンサレスは52勝45KO7敗。敗北はいずれもメキシコ・リングのロハスは23勝14KO2敗。
 同じリングのIBF世界J・ライト級タイトルマッチは王者フアン・カルロス・サルガド(メキシコ)が同国の1位挑戦者マルティン・オソリオに2-0判定勝ちで防衛。2、3回にダウンを奪うなど好スタートを切ったサルガドだが、5回に左目をカットして以降は多量の出血に悩まされる苦戦。オソリオの反撃に毎回四苦八苦したが、前半の貯金がモノをいい、辛くも113-113、114-112が2者のスコアでベルトを守った。

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