2012年4月19日木曜日

オルティス×ベルト2 記者発表



 米国など多くのメディアが昨年のファイト・オブ・ジ・イヤー(年間最高試合)に推したビクトル・オルティス(米)-アンドレ・ベルト(米)の再戦のプレゼンテーションが16日(現地時間)試合会場のロサンゼルス・ステープルズ・センターで行われた。
 両者は2月11日ラスベガスで対戦する予定だったが、ベルトがトレーニング中に二頭筋を負傷したためキャンセル。新たに6月23日にセットされた。負傷から回復具合が心配されるベルトだが「ここまでは順調に運んでいる。私をケアしてくれるグッド・ピープルに恵まれているし、(試合で)問題はないと思う」と語っている。しばらくロス近郊でトレーニングした後、地元フロリダでキャンプイン、試合1ヶ月前にロスに戻り最終調整するスケジュールだ。
 対するオルティスはカリフォルニア州オクスナードで練習に精を出している。「ノックアウトは狙っていないけど、かなりチャンスはあると思う。ベルトのキャリアを終焉に追い込んでみせる」
 第1戦の激戦を制してWBCウェルター級王者に就いたオルティスだが、メイウェザーに不運なKO負けで無冠に。ベルトは同級IBF王座を獲得後、返上。今回も世界タイトルは懸けられず、WBCウェルター級シルバーベルト戦になるもよう。それでも勝者がパッキアオ、メイウェザーと今秋相見るプランがあり、サバイバルマッチとして関心を呼んでいる。

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