2012年4月22日日曜日

モレノV10 デラモラをストップ

 21日、米テキサス州エルパソで挙行された2つの世界戦のうち、WBA世界バンタム級タイトルマッチは、“スーパー”王者アンセルモ・モレノ(パナマ)が挑戦者7位ダビッド・デラモラ(メキシコ)を9ラウンド開始TKOに追い込み、“正規”王者時代から合わせて10度目の防衛に成功した。  昨年、日本で亀田興毅に挑戦し善戦したデラモラだったが、巧者モレノには歯が立たなかった。2回、モレノのボディー打ちから右でデラモラはコーナーでヒザをつく。以後も滑らかな動きで王者が試合をコントロール。挑戦者は断続的にロープを背負わされ、6回、左ボディーで2度目のダウン。ラウンドが進んでもモレノの攻勢は続き、メキシカンは8回終了後のインターバルで棄権した。  ダルチニアン戦に続き米国2戦目を飾ったモレノは33勝12KO1敗1分。世界挑戦2連敗のデラモラは24勝17KO2敗。 =PHOTO/SUMIO YAMADA=

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