2012年3月25日日曜日

タイソン・マルケス無冠戦で“代役”に勝つ

24日、メキシコ・シウダー・オブレゴンでWBA世界フライ級王座の防衛戦を予定したエルナン“タイソン”マルケス(メキシコ)だったが、前日の計量時にトラブル発生。最初2ポンドオーバーだったのが、約3分ほどの間に4度ハカリに乗り、リミットの112ポンドでパス。これを挑戦者に予定されたロデル・マヨール(比)陣営は「マルケスは間違いなく体重オーバーだった」と判断。なんと計量にパスしたマヨールが降りることに。マルケスはセミファイナルに登場予定だったリッチー・メプラナム(比)と10回戦を行うことになった。
 2年前、米国でマルケスに黒星をつけたメプラナムはパワーレスなものの、メキシカンと同じサウスポースタイルから果敢に応戦。昨年度のWBAのMVPボクサーをたじろがせる場面をつくる。それでもマルケスは2回と7回にダウンを奪い、勝利を印象付けた。公式スコアは95-93、96-92、97-91でマルケスの勝ち。

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