2012年2月14日火曜日

カシメロ-ラサルテ戦でファンが暴動

先週金曜日10日アルゼンチンのマルデルプラタで行われたIBF世界J・フライ級暫定王座決定戦でトラブル。試合終了後、会場のファンの一部が暴徒と化し、カシメロと陣営に襲い掛かり、ケガ人が出る事態が起こった。
 試合はIBF3位ジョンリル・カシメロ(フィリピン)と前王者で現1位のルイス・ラサルテ(アルゼンチン)が対決。ダーティーファイターの汚名を持つラサルテはこの日も反則で減点を喫し、カシメロも減点される乱戦。9回、2度ダウンを奪ったカシメロが10回にも倒し、追撃でストップに持ち込んだ。
 終了直後、泥酔したファンがリングに乱入。カシメロに襲い掛かると、数人が加勢。フロアーのイスが投げ込まれ、収拾がつかなくなる。この暴挙で、カシメロのコーナーに就いたアメリカ人マネジャー、ショーン・ギボンズ氏があばら骨を折る重傷。カシメロ自身と他のセコンドにも危害が加わったもようだ。
 IBFのリンゼイ・タッカー会長は、試合のスーパーバーザーやプロモーターから事情を聴衆。近々、処分が下る状況だ。

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