2011年10月14日金曜日

ヘイが公約どおり? 引退表明

 前WBA世界ヘビー級チャンピオンで、クルーザー級統一王者でもあったデビッド・ヘイ(米)が13日、現役引退を発表した。ヘイは同日、31歳の誕生日を迎え、以前から公言していた「31歳をもってグローブ脱ぐ」という約束を実行したことになった。
 ヘイは7月、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)とのヘビー級3冠王座統一戦の前も「31歳引退」を口にしていたが、もしクリチコに勝っていれば、撤回されたと推測される。しかしクリチコに屈したことで、キャリアに区切りをつける決心を下した。「昨夜、時計の針が12時を過ぎたところで、私のボクシング・キャリアは終了した。私が世界ヘビー級チャンピオンであった事実は誰も取り下げることができない」(ヘイ)

 今後、俳優の道を歩むかもしれないヘイだが、クリチコ兄弟のマネジャーなどによると、来年ビタリに挑戦する話は消滅していないという。だが、勝機が少ないことが引退に踏み切る理由だとささやかれる。

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