2011年5月1日日曜日

ソリス弟、敵地でベルト奪還

 アルゼンチンのマルデルプラタで30日(現地時間)挙行されたIBF世界J・フライ級タイトルマッチは、元王者ウリセス“アーチー”ソリス(メキシコ)が2-1判定勝ちで、王者ルイス・アルベルト・ラサルテ(アルゼンチン)を下し、王座にカムバックを果たした。
 昨年12月の両者の初戦ではラサルテが反則を連発した末、ドローで防衛。IBFの勧告により、即再戦となった。再びアウェーに乗り込んだソリスが体格の有利さを発揮して、スピードに乗ったパンチをヒットしてリード。40歳のラサルテも右オーバーハンド、左右ボディーなどで反撃し、ホームのファンを沸かせる。この試合も途中からやや荒れ模様となり、9回、ラサルテはラビットパンチで、ソリスも10回に減点を喫する。後半激しく追い上げをかけたラサルテだったが、時すでに遅し。116-111(ソリス)、114-113(ラサルテ)、115-112(ソリス)のスプリットデシジョンでソリスが勝利コールを受けた。
 以前この王座を8度守ったソリスはビロリアに倒され無冠に。その後タマラ、ラサルテを経由してメキシカンの腰にベルトが戻ってきた。

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