2011年4月10日日曜日

激闘 マイダーナ、モラレスに小差の勝利


  昨年リングに復帰した元3階級制覇王者エリク“テリーブレ”モラレス(メキシコ)が全盛期を彷彿させる激闘を展開したが、マルコス“チノ”マイダーナ(アルゼンチン)の前に2-0判定負けを喫した。この勝利でマイダーナはWBA世界S・ライト級暫定王座を獲得した。(9日、ラスベガスMGMグランド)
 スタートから仕掛けたマイダーナに後手に回ったモラレスだが、中盤、左フックでグラつかせるなど、スコアを拮抗させる。両者は超攻撃的な攻防でアリーナを沸かせ、モラレスは右目がシャッターを下す。それでも屈することなく、ラフなパンチを振りかざすマイダーナ真っ向勝負を演じた。スコアは114-114、116-112でマイダーナが支持された。(三浦勝夫)Photo/Sumio Yamada

0 件のコメント:

コメントを投稿