2011年3月6日日曜日

ソト、モンテロッサに連勝

 5日(現地時間)メキシコ・テピックでWBC世界ライト級チャンピオン、ウンベルト“ソリータ”ソト(メキシコ)が無冠戦を行い、前回の防衛戦で破ったフィデル・モンテロッサ(コロンビア)に再度判定勝ちを収めた。ウェイトはS・ライト級。
 初回終了間際、ソトの左カウンターでコロンビア人は天を向いてダウン。ソトに久々のKO勝ちの予感が高まったが、ライト級王者は危険を冒さず、ヒット&アウェーに終始。前回のタイトル戦より慎重な戦いとなったモンテロッサと単調なラウンドを重ねる。8回、コロンビア人は低打で減点1。最終10回、ソトがやや好戦的に対応した以外は、ヤマ場が乏しかった。
 公式スコアは98-92、100-90、100-88と大差でソトが支持された。5月、ウルバノ・アンティロン(米)とのリマッチが決まっているソトは無理をしたくなかったのだろうが、ファンには不満がつのる内容だった。

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