2011年3月27日日曜日

大橋、東洋王座返り咲き

27日、愛知・刈谷市産業振興センターで行なわれた東洋太平洋S・バンタム級王座決定戦は、WBC14位の元王者大橋弘政(HEIWA)が2位ジュンリエル・ラモナル(フィリピン、同国王者)を2−1の判定に下して王座復帰を果たした。試合は12回を通して激しい打撃戦。大橋は距離をつぶして攻めるも、ラモナルも引かずに応戦と一進一退。それでも自分のスタイルを押し通した大橋は11回のピンチを乗り越え115−113.117−111.114−115の判定を得たもの。大橋は「きょうはとにかく勝ちたかった。戦った僕より(地震で被災した)東日本の人たちが大変。僕の応援より東日本の人たちを応援してと、勝って言いたかった。それが今回のモチベーション。僕が勝手に日本代表になって、勇気を感じてほしいと戦いました」と。リング上から声をつまらせながら会場に寄付を呼び掛け「僕もファイトマネーから寄付します」

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