2010年11月25日木曜日

黒田辛勝-須田に2-0判定勝ち

 日本L・フライ級1位の黒田雅之(川崎新田)が24日後楽園ホールのメインに登場。同12位須田拓弥(沼田)と8回戦を行った。
 序盤、須田はフットワークを使って強打の黒田に的を絞らせない。距離をコントロールするとリズムがよくなり先手も須田が制した。黒田はジャブで丹念に追ったものの、須田は接近するときはしっかりくっつき、右アッパーを軸にコンビネーションブローをヒット。脚の止まった後半もほぼ互角の打ち合い。パワーで黒田がまさったものの、ゲームメイク、ペース掌握は須田のモノだった。
 ジャッジは76-76、77-76、79-74の2-0で黒田を指示したものの、「相手に付き合ってしまった……」と黒田は苦笑い。チャンピオンカーニバル出場も濃厚といわれる黒田だが課題を抱える前哨戦となった。黒田は18勝12KO3敗。
 セミ8回戦は石田將大(本多)が片桐秋彦(川崎新田)に2-1判定勝ち。

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